ロードバイクのフレーム素材
ロードバイクはフレームの素材によってみた感じ同じように見えても価格や乗り味が大きく変わります。フレームの素材はアルミ、カーボン、クロモリと大きく分けてこの3種類が主流になっていてチタンや竹でできているものも中にはありますがごく少数です。
では素材による違いを見ていきましょう。
アルミ


アルミフレームのロードバイクは種類が多く、特にエントリーグレードのロードバイクなんかはほとんどアルミフレームになります。クロモリやスチール製のフレームと比べ軽量なのでエントリーグレードのものでも完成車で10kgを切るぐらいの重量です(目安としては大体9.0~9.9kg)
その軽さとコスト面に優れているのと、主に完成車での販売が多く買ってすぐ乗れる状態にあるので、ロードバイク初心者の方には一番ピッタリなフレームの素材です!
価格帯の目安
10万円〜30万円(完成車の価格)
- エントリーグレードのロードバイクが多い
- なので比較的安いものも多い
- 選べるラインナップが多い
クロモリ
スチールの合金で正式名称はクロモリブデン鋼と言います。見た目としては細めのフレームが特徴的でスチールなので重量は他の二つと比べても比較的ありますが(目安としては完成車で10~13kgくらいです)、スチールの独特なしなりがあり現在は主流ではありませんが根強い人気があります。
またこのフレームの3種類の中では一番の強度があり、ちょっとやそっとじゃ曲がったり割れたりと言うのが起きにくいのもポイントです。
こだわりが強い方や人と違ったロードバイクに乗りたい方にオススメです!
価格帯の目安
10万円〜40万円(フレーム価格)
クロモリの完成車は珍しく、大体はフレームセットの販売が多いです。
- オーダーフレームなどオリジナリティーがある
- 人とは違ったロードバイクになる
- 頑丈
カーボン


カーボンは金属ではないので、一般的には3種類のフレームのどの素材よりも軽量です。重量の目安としては完成車で、7~8kgと恐ろしく軽量になっているので、現在有名なレースなどに出場する選手のほとんどが、このカーボン素材のロードバイクを使用します。
ただ価格がどの素材より高価になり「今からロードバイクを始めようかな」「ちょっとロードバイクに興味あるな〜」くらいだと手が出しにくい価格になります。
後は落車や転倒でも割れが入りやすいので扱いに注意が必要になります。
価格帯の目安
30万円〜100万円(完成車の価格)
カーボンはフレームセットも完成車どちらも多く存在しますがやはりどちらも高価です。最近ではだいぶ手が届きやすい価格のカーボンバイクも増えています。
- 軽い
- 衝撃吸収性に優れている
フレーム素材による価格
重量だけで見るとそうですが価格は実際そうではありません。ものにもよりますが実際は
アルミ→クロモリ→カーボン
と大まかにはこんな感じになります。必ずしもクロモリが安いと言う訳ではなくむしろクロモリは比較的高価になります。
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