最初にぶち当たる壁
「お尻が痛い」そう感じた事はないですか?

それもそのはずママチャリとはお尻の当たる面積が違います。

これだけの差があれば痛くなって当然、むしろ痛くならないならかなり強靭なお尻に認定です。
そもそもこのスポーツタイプサドルの細い形状には意味があります。ペダリングを邪魔しないように足と干渉する部分は削られ、軽量化を図ると一番効率の良いこの形になります。
しかしどんなに効率の良い形状のサドルでも痛みには勝てません。少しペダリングの邪魔をしようとも快適な乗りごごちを手に入れたい方は少なくないと思います。
ではこのお尻の痛みを和らげる効果的な改善策をご紹介したいと思います。
サドルカバーをつける
このように低反発のクッションやジェルが入ったサドルカバーをつける事によってお尻がプロテクトされます。この方法であればサドルを付け替える事なく、コストも抑えつつお尻の痛みを和らげられると言う優れものです。
後はサドルカバーではないですが、お尻パットの付いたレーシングパンツを着用する手もあります。サドル側ではなく、お尻側にパットをつける方法です。
この方法ですと自転車の外観を変化させる事なく、自分のお尻を少しもっこりさせるだけで改善できます。
サドルを交換する

例えばこの上の画像のサドルに交換するとクッションが全くないので、ただでさえ痛い現状にさらに痛いサドルをチョイスする事で、自分を追い込み逆にプラスの科学反応をもたらすかもしれません。
冒険したくない方はこちらのいかにも柔らかそうなサドルに交換しましょう。
サドルカバーより費用はかかりますが、サドル自体を変える事によってサドルカバーより効果をもたらしてくれます。
慣れる
まずはお尻を鍛え直すプログラムをこなします。そしてちょっとやそっとや動じないお尻を作り上げるところからスタートします。
ですが上記の方法はあまり現実的ではないですよね。普通「ロードバイクに乗るのにお尻が痛いからお尻を鍛えよう!」とはならないです。
なので最後はこれです「慣れる」最初は痛いですがその痛みも慣れれば快感です。
割と一ヶ月ぐらい我慢して乗っていると慣れてきて、あまり痛さを感じなくなります。
そしてこのサドルがベーシックなんだと思えるようになれば、逆にママチャリのサドルに跨った時に違和感を感じるようになってきます。
半年ほど乗っているけど全然お尻が痛い場合は、多分慣れる作戦はもう通用しないので、サドルカバーをつけるかサドルを変える、もしくはレーシングパンツで改善しましょう。