OEMとは?
とこんな風に今更OEMについて聞くに聞けず適当に流してはいませんか?
OEMとは簡単に説明すると「うちのメーカーのロードバイクの生産お願い。設計書とか作り方とかは渡すから」と他社に生産の依頼をすることです。なぜこんな事をするか?ぶっちゃけエントリーのモデルやミドルグレードのモデルをいちいち一台一台作ってられない訳ですよメーカーも。生産台数を上げたいんですよ
このグレードのロードバイクをできるだけコストを下げ生産してもらう事によって。大量かつリーズナブルに販売ができると言う訳です。だがしかしこの関係がいつまでも何の変化もなく続くはずもなく、一見お互いが得をしてるかのようなこのパターンですが良く考えてみてください。
仮にですよ「ブリ◯ストンサイクル」が「会社A」に自転車の生産をお願いします。そして出来上がった自転車を「ブリ◯ストン」の自転車として販売すると生産のコストはかかるにしても「ブリ◯ストン」が美味しいところを持って行ける訳です。
ではどうなるでしょうか?
そうですね。さすがに「ブリ◯ストン」のロゴは使用ができませんが、どんなロゴを使おうと「ブリ◯ストン」と同じ品質の自転車を生産できるのですから。いくら生産しても自分たちの会社名は載らず有名にもならない自転車を生産し続けるより…
「それだったら作っちゃおうよ」
こんな感じで出来上がったロードバイクメーカーはたくさんあります。代表的なもので言うと「GIANT」「MERIDA」がそうです。
※豆知識:ブリ◯ストンのタイヤもブリヂストンが生産している訳ではありません。
大体のロードバイクは自社生産ではない

ほとんどのロードバイクは自社生産ではないのです。イタリアに本社がある有名メーカーだったとしてもそこで企画や設計、生産されているロードバイクはごく一部で、後はほとんどの場合中国だったり台湾だったりで生産して販売されています。
だからと言って何てことはないのですが、どこで生産されたかまで気にする人は少なく自分の買ったロードバイクが本当はどこで生産されているかなんて知るすべもなければ、おそらく販売している側も分かっていないはずです。
どこで生産されていたとしても製品として販売される以上そしてメーカーのロゴを使用している以上あまりにも粗悪なものは販売できないです。
なので知っていても知っていなくても良い知識ですが一応参考までに。