自転車屋の本音と裏側!給料・ノルマ・インセンティブについて

自転車屋さんに行ったことはある人が多いと思いますが、自転車屋さんで働いたことがある人は少ないのではないでしょうか?

「自転車屋さんって暇そうだしすることあるの?」と僕も正直思ってましたし、暇と言うのはあながち間違いでもありません。

大手チェーン店の自転車屋さんに2店舗勤務経験があり、プロショップの内定も2つあった筆者が詳しく説明していきます。

※以下内容は個人の体験談によるものです。必ずしも全ての店が同じとは限りません

気になる自転車屋の給料ってどれくらい?

自転車屋の給料は、店によって異なりますが、概ね手取り(残業代込み)で15~18万前後ボーナスは、年に2回合計3ヵ月分(1回あたり1.25ヵ月)僕が一番驚いたのが、店長クラスまで行っても給与が手取りで27万円前後だったことです。

自転車屋の給料水準は低く、勤務1年目〜3年目までは基本昇給などもありません。整備士免許を取得すると、資格手当として、額面で3万円ほどプラスされます。

自称メカニック

自称メカニック
自転車屋って厳しいんだな

自転車屋のインセンティブについて

自転車屋のスタッフには販売数に応じた、インセンティブはありません。全国的にチェーン展開している、サイクルベースあさひ・イオンバイクなどもインセンティブ報酬はなく、面接に行った何店舗かのプロショップにも無かったので、どの店も無いものだと言って良いと思います。

極端な話スタッフは0台販売しても、100台販売しても給料に差はありません。

自称メカニック

自称メカニック
そんなのやる気でねーよ

プロショップとチェーン店の給料はどっちが高い?

スポーツバイクを専門に取り扱う、プロショップと、チェーン店では、どちらの方が給料が高いのでしょうか?答えは「チェーン店」です。

同じ時期にチェーン店とプロショップどちらの内定も決まり、本当にどちらで働こうか迷った時期がありました。迷った結果、給与面やボーナス面が良かったチェーン店で働くことにしたのを今でも覚えています。

僕も1人の人として、生活がありました。当時実家から出て賃貸をしていました。給与面やボーナス面が良かったとは言えど、それは自転車屋と自転車屋を比べた時の話で、生活費や光熱費を合わせると、カツカツもカツカツです。

自称メカニック

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涙が出るぜ…

とは言えサイクルベースあさひは上場企業ですし、イオンバイクで働く場合もイオン系列の正社員です。この2つの会社は、他の自転車屋に比べて給料水準や休暇などの面で待遇が良い方です。

自転車屋にノルマはあるの?

個人的なノルマはない。しかし店としての月間ノルマがあります。これはどこの自転車屋でも同じです。例えば月間の売り上げノルマが1200万円とかそんな感じです。

しかしノルマのことを考えているのは、基本的に店長だけです。達成しなければ店長としての評価が下がります。

もし自転車を安く買いたいのであれば、月末に行くと少しだけ安く購入できる可能性が上がります。さらに細かい条件を言うと、その一台を販売できるかが、ノルマ達成の決めてとなる場面で、交渉できればなお良いです。

それらがぴったり合うと、多少無理な値引きにも対応してくれる店があります。

自称メカニック

自称メカニック
まあそんな場面、見分けつかないけどな

自転車屋って暇そう…業務内容は?

基本的に結構力仕事な部分があります。なぜかと言うと自転車を持ち上げる場面が多いからです。

スポーツバイクなら良いですが、普通の自転車や電動自転車は20~30kgあります。それを持ち上げるのは、結構きついです。しかもほとんどの店が外に自転車を展示していたりするので、毎朝自転車を数十台外に運ばなくてはなりません。

業務内容は主に下記の通りです。

  1. 修理
  2. 販売
  3. 整備
  4. 納品自転車を検品&店に補充
  5. 納品パーツを検品&店に補充
  6. 発注

修理と整備を担当する係と、接客販売をする係、防犯登録作業とレジ係に分かれます。基本フォーメーションは、修理と整備を1~2人で行い、防犯登録&レジ係1人、その他は接客販売です。

何かしらやることはありますが、特に雨の平日は本当に暇です。しかし土曜日曜は結構な確率で混雑します。また季節的な要素も関係してくるので、春・秋は忙しいが、夏・冬は暇などが基本です。

この記事を通して伝えたかったこと

結局のところこの記事を通して何を伝えたいかと言うと、「自転車屋に就職することはおすすめしない」それはたとえ自転車が好きであってもだ。自転車が好きでないのに就職しようと考えている新卒の方はもっとやめた方が良い。

もし今現在就職を考えていたり、転職を視野に入れている方がこの記事を読んだのであれば、もう一度良く考えてみて欲しい。こんなことを言うのもあれですが、離職率がめちゃくちゃ高いです。

まず何より給料が安い

スポーツバイクは車体もパーツも結構高いのは、知っていると思います。いくら社割があるとは言え、どう考えても生活費と趣味(ロードバイク)を両立出来るだけの給料はない。

ロードバイクを一括で買えるだけのお金を貯めるのも、大変なレベル。むしろ貯まらない…

自転車が好きだから働きたい人

それはすごく分かる。しかしあなたの人生はこの先もずっと続いて行きます。一般的な考えとして、自転車屋のキャリアが生きるのは、自転車屋しかありません。つまりキャリアアップしようにも、同業者での転職しかないような状況になります。

なので自転車屋のスタッフには、同業者での転職をしている人がめっちゃいます。

今は、個人でも発信がしやすくなっているので、趣味レベルでも、自転車屋スタッフより凄い人なんてザラにいます。もし自転車を軸に仕事をしていきたい、収入を得たいと考えているのであれば、個人で発信していった方が良いのではないかと考えます。

かなり極論を言うと、自転車屋で働くよりも、複業として自転車系youtuberになった方が稼げるし、リスクも少ない

自転車屋で働いたら自転車の知識がつくから働きたい

これは間違いない。しかし本を読めば大体の知識は得ることが出来る。自転車屋で働いていて知識があるのは当たり前だが、働いていなくても知識を得る方法はいくらでもある。

実務の部分は工具を揃えて、自分の自転車を分解して組み立てれれば問題ない。自転車は他の乗り物(車やバイク)と違ってパーツが極端に少ない。ゆえに、簡単に修理や分解が素人にも出来てしまいます。

ただバッチリとセッティングを合わせたり、ポジションを合わせたりするのは、長年の経験や最新のマシーンがないと出来ないこともある。それは日本の自転車人口のピラミットで言うところの上位5%未満ほどであり、多くの人とは関係ない次元のものであることも理解して欲しい。

自称メカニック

自称メカニック
なるほど!

自転車には色々な楽しみ方があり、趣味でやっている人もいれば、レース、仕事として取り組んでいる人もいます。しかし圧倒的に初心者に近い層〜趣味層の人の方が多いのです。

果たしてフレームの剛性を数値化した情報や、空気抵抗が2%減った情報を必要とする人は、何人いるだろうか?そんなことよりも、「このヘルメットは被ってみて形が気に入らなかった」「このサドルはちょっと硬かった」のような馴染みやすいレビューの方が多くの人に役に立つのではないかと思う。

まとめ

少し長くなりましたが、以上になります。よかったらコメントして行ってください!

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