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ロードバイクのベル
「ベル」は昔ながらのフォルムを維持し進化していないように思えます。なんと期間にして130年ベルのフォルムは変化していません。
それはなぜか?ベルに必要性を見出す人があまりいなかったから、そのままのフォルムを維持し続けたのではないでしょうか?維持し続けたと言うよりも進化できなかった。のニュアンスの方が正しいかもしれません。
実際、僕自信もベルを軽視してました。ロードバイクはハンドル周りにつけられるものの数が決まっています。その数少ないスペースの一つをベルで埋めてしまうのは、なんとも切ない気持ちになります。
そんな僕でもつけたいと思える。スペースを一つ与えたいと思えるベルを紹介したいと思います。
ロードバイクに取り付けたいスタイリッシュなベル
ロードバイクのハンドルスペースは、少ないので、どれくらいの場所を取るかも重要になってきます。それらを踏まえて、スタイリッシュなおすすめベルを紹介していきます。
キャットアイ ベル

一位はキャットアイのベル。一般的なベルより全体的にスモールになっていて、留め具がネジ式ではないのが良いですね。
スリムスポーツベル

こんなスリムなベルもあります。ベル部分を下に向ければ、目立たずコンパクトに取り付けることが可能です。
knog(ノグ)oi(オイ)
スポーツバイクに取り付けるベルの大本命です。僕が求めていたフォルムはまさにこの形状なのかもしれません。形が未来的と言いますか、ベルには決まって付いているあのドーム型の金具がないんです。
「“つまらないもの”を見つける作業からデザインが始まりました。ベルは自転車のパーツのなかで130年間形が変わっていません。私たちはアンボーリング(退屈ではない)をコンセプトに、全く新しいベルをデザインしました」
その名も「oi(オイ)」なんとも大胆なネーミングです。
とてもベルだとは思えないこのスタイリッシュさ、現在はAmazonでも普通に購入することができます。
これが5000円とかだと「ちょっと…」となりますが2300円だと「あ、欲しい」となる金額ですね。ベルの形状はこれからこの形がスタンダードになると嬉しいですね。
自転車ベル Lihynmy

先ほど紹介した、ベルoi(オイ)の類義品になります。oi(オイ)が発売されるまで、この形状のベルは、発売されていませんでした。価格は1000円未満と、リーズナブルなので手が届きやすい価格です。
シルバー:φ22.2-31.8mm径対応
ブラック:φ22.2-24mm径対応
シルバーは31.8mmまで対応しているので、ロードバイクにも取り付け可能です。
↑取り付けイメージ
YOOSUN 自転車ベル

一方こちらの商品は、対応サイズが31mmまでなので、31.8mmハンドル(ロードバイク)への取り付けには付属のねじでは長さが足りず、別途ねじ購入が必要です。
同じ類義品でも、対応している径が異なるので、注意しましょう。
自転車のベルって必要なの?義務なの?
自転車に乗る上でベルを装着することは、必須です。付けていない場合は、各都道府県の条例によって違反になることがあります。
(引用)東京都自転車安全利用指針
例えば、東京都の条例を例にして見ると、警音器(ベル)がない自転車の利用は完全に禁止されています。
第五十四条 車両等(自転車以外の軽車両を除く。以下この条において同じ。)の運転者は、次の各号に掲げる場合においては、警音器を鳴らさなければならない。
一 左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上で道路標識等により指定された場所を通行しようとするとき。
二 山地部の道路その他曲折が多い道路について道路標識等により指定された区間における左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上を通行しようとするとき。
2 車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない。
(罰則 第一項については第百二十条第一項第八号、同条第二項 第二項については第百二十一条第一項第六号)
[5万円以下の罰金等]
(警察庁資料より引用)
しかし人に向かって使用してはいけません。進路上に人がいたとしても「邪魔だ、どけ」の意味合いでベルを使用することは、道路交通法違反にあたります。
ものすごく簡単にまとめると、全ての自転車にベルの装着は必須。しかし使用して良い機会はほとんど無いと言うことになります。