グランディールって?

株式会社オオトモが製作するロードバイクです。
クラシックブランドである「Grandir」から2サイズのロードバイクが新登場!
プロダクトカラーはそれぞれ一色でシンプルに。フレームサイズはブラックに520mm、ホワイトには470mmを採用。フロント3段、リア7段のシマノ製21段変速はオールシーンに対応します。ブレーキタイプはフラット/ロードの乗車姿勢どちらでもブレーキングが可能な2wayシステムを採用。ドロップハンドルの有用性をフルに活かせます。
こうやってちゃんと調べるのは初めてですが、街中でよく見かけます。最近ものすごくよく見かけると思っていたら、某ランキングで1位なんですね。
ランキング
過去某ランキングの1位と2位を独占していました。一体この自転車の人気の秘密はなんなのか?何がそこまでこの自転車に人が惹きつけられるのか?
人気の秘密は?
- 参考価格の罠
参考価格は定価を表示しており、はっきり言ってこの価格であればぼったくりもいいところです。しかしそれを使用して、驚異の割引パーセンテージを作り出しています。
実際にメーカーの希望小売価格は本当に↓の価格でした。

これだけ見ると「本当はめっちゃ高い自転車が、激安で購入できる!」となる訳ですが一体原価はいくらなのか?謎は深まるばかりです。
- それっぽい事がたくさん書いてある罠

普通ロードバイクなら2パターンじゃなくもっとたくさんサイズを用意してるものの方が多いです。

この手の自転車で一番多いのがシマノを全面的に出してくる謎のシマノ押し。ママチャリでも変速がついてるものは、ほとんどシマノです。

そんなに素早さを求めるならSTIレバーの方が素早く変速できますよ。ここもなぜかシマノ押し。書き出すときりがないのでもう終わりにします。
- そしてランキング一位の罠
行列が行列を呼ぶやつですね。「とりあえず皆んなが並んでるから間違いない」の心理と一緒です。「ランキングが1位のものは間違いない」とさらに購入する人が増えているのが人気の理由の一つかもしれません。
購入した人の声
高い評価の方は街乗り、値段が安くオシャレだからと割り切って、購入されている方が多いように感じました。
後ギアが変わりにくいと言う意見もやや多いように感じられ組み立てに関しては「簡単なので大丈夫」の意見が多いです。5歳児でもできるとの意見もあったくらいなのでよほど簡単なのでしょう。難易度で言うとレゴブロックくらいですか?
一方低評価の方の意見はというと、結構性能面に関しての意見が多いように思います。
フロントの変速が無段階3段になっているので、きちんと変速調整しないで送られてきたまま乗ると割と外れやすいみたいです。
まとめ
結構調べてみましたが、「なぜそんなに人気なのか?」がいまいち掴めませんでした。フレームもスチールで重たく、変速も変えにくてサイズも2パターンの展開しかない。
唯一ここかなと思えるところが値段の安さ。2万円少しで購入できて
「ママチャリは嫌だけど、本格的なロードバイクまでは欲しくない。」
おそらくこのあたりの層のハートをがっちり掴んだ商品だったのですかね?多分これが全てだと思います。